◆ 探索2日目の日記

初めて日記を書くです。
でもきっと三日坊主です、女でも坊主です。
「最大3000字程度」って微妙にキニナルです、とっても「あばうと」だと思うです。
でも細かい事はキニシナイです。
ココロに棚を作るです。
限界までちゃれんじしてみたいという気がしないでもないです、でもそんなに書くことないから３秒で諦めるです。

肖像画を用意したです。
ぺたぺた貼ってみたです、うまく見えるといいと思うのです。
ヘンな所を描かれたような気がするです、きっと幻です。
「ひょうじょうあいこん」もいっぱい用意しようと思ったです、でも鏡の向こうのアンチクショウが『どうせいつも同じ顔でぼーっとしてるんだから不要だろう？』って言ったです。
言われてみると確かにそんな気もするです。
でもやっぱりちょっぴりムカついたから鏡越しにちょっぷかましておいたです、口は災いの元だと思うです。
ちょっぷは芸術なのです、角度が大事なのです。
鞭だとたまに喜ぶのがいるので油断がならないです。
…気を取り直して、お友達かもしれないひとを探して勝手にお気に入りに詰め込んでみたです。
素直にお友達に「番号、何番？」って聞かないマリィはとっても奥ゆかしいと思うです。

これからどこかへ移動して冒険を始めるらしいです。
ごはんは持ってるです。
武器も持ってるです。
準備はおっけーです？
早速お出かけです。

でも、どこへ行こうか迷うです。
なにしろ今どこにいるのかもさっぱり把握できてないです。
マリィです、方向音痴です。マリィです…。

困った時には頼りになる「さぶきゃら」を呼ぶといいと受信したです、ピピピと。
さぶきゃらと言っても野太い笑顔と白い歯が眩しいやけに頼もしすぎるマッチョメンではないらしいです。
…早速呼んでみるです。
容量不足で本体は呼べないから鏡越しにお話するです。

…………はろー、ＣＱＣＱ。
『…　…　…』
無　視　す　る　な　です。
『***　休業中　***』
…マリィが働いてる時にさぼるなです。
『こちらは週休１日で働いているのだが』
マリィは週休６日だから足して２で割ると丁度良くなって公平だと思うです。
『いや、それ公平じゃないから』
細かい事はキニシナイです。
『ところで、何の用だ？』
道に迷ったです。
『むしろ人生に迷ってるんじゃ…』
そうとも言うです。
『そういう時は棒倒し占いをお薦めする。僕は忙しい、用も無いのに呼ばないように』
（ぶつっ、つー、つー、つー…）

用があったから呼んだです。
でもさっぱり役に立たなかったです。
本当にロクデナシだと思うです、男らしく責任とりやがれです。

…仕方が無いから棒倒し占いとかいうのを試してみてやってもいいです。
そうと決まればまずは倒す為の棒を探すです。
………さっぱり見当たらないです、ここらへんのお掃除屋さんはお仕事頑張り過ぎだと思うです。
仕方が無いから棒を探しに行くです。
まずはこっちを探してみるです…？